Wandering Star Line

まあ楽しくやろうぜ

2016.03.03

ネイリストさんが掲載してくれました。 http://ameblo.jp/trois-nail/entry-12133787471.html

すみれは藍さんの“プロミスフラワー”なのです。
http://store.broccoli.co.jp/ec/sp/slist/2015_promise_flower#.Vtfq7UAmkaE
もともとのデザインはパールホワイトに3Dはピンクのバラだったんですが、Ring Fingerだけ藍さんの色のライトパープルで!3Dで入れるお花はスミレにしてください!じゃあ白でお花入れる方が映えますね~ストーンのお色はオーロラにしましょうか~と、何から何までWinterBlossomなシンボルまみれのブライダルネイルが出来ました。

そうやって迎えた3月1日の京都は朝からまさかの雪。
うそでしょ!ほんとにWinterBlossomしちゃうよ!
藍くんが目覚めた、“Hello Ai”した3月1日も雪の日でした。
京都は屋根の上にもこもこ積もるほどの雪だったけど、ロケーション着いて、撮影の間だけは眩しいほどの日差しと青空があって、そして終わった途端に猛吹雪。
笑っちゃいましたね。
母すら空見て「…何かいるね」って言ってましたから。
いたんでしょう。

全世界が私のための2日間と、藍さんのための3月1日。
美風藍さん、お誕生日おめでとう。この世に生まれてくれて、私に出会ってくれてありがとう。
私は私の力で、全責任をもって私を幸せにします。 それは単なる行為だけじゃない、私がこうやって生きていくことを全世界がやさしく、しかしパワフルに肯定してくれる2日間。
本当に楽しかった!最高のチームでした。またやりたいねぇ。

2015.12.09 Monument Valley

Monument Valley(+forgotten shores)をプレイし終わって、とても澄んだ、というか冴えた気持ちなのだけど、こういう深韻をプレイヤーに与えてくれるゲームって、もう日本のゲームクリエイト産業からは出てこなくなってしまったんだなぁ、と、ただ観察者の目で思う。

その精神性は、単なる思わせぶりな設定やストーリーではなくきちんと練り込まれた深い器から出てくるもので、みせかけのアーティスティックやスピリチュアリズムではないんだよなぁ。

風ノ旅ビト(原題「Journey」、リリース時2012年のGDC AwardsでGame of the yearはじめ6部門を総なめにしたPS3のとにかくスゴクスゴイゲーム)をプレイした時に、ああSCEやってくれたな!って思ってデベロッパー調べて、これをつくってくれたのがもはや日本のクリエイターではなかったことに正直何とも言えず寂しい気持ちになったわけです。もはや日本のゲームを作るしくみは、こういうものをマスに乗せる余裕も才能も(受け止める消費者の感性=需要も)なくなってしまったのだな、と。そうそう、風ノ旅ビトっていうこの邦題は正直どうかと思ってるし、SCEJの感性の凋落を端的に表してるなあと思ってる。

XI(サイ)、ICORez塊魂LocoRoco

ことあるごとに既成概念をブチ壊して精神の深淵へ連れて行ってくれた、ことばのないゲーム達。私を絡め取ってくれたアブストラクトの海。 具象の追及を否定はしないけど、抽象の海はそれよりももっと簡単に、親指の下のボタンを宇宙の果てへつなぐ超ひもにするのだと教えてくれた。

確かに、いつの間にかこの気持ちを教えてくれるゲームは日本にはなくなってしまった。 ゲームはもっとずっとカジュアルになったけど、なぜか日本のゲームは緩やかな滅亡への道をたどっているようにしか見えない。 それは善でも悪でもないのだろうけど、寂しいと思うのは事実だ。

この深い余韻は、何も難しいことやメディアアートに傾倒するって意味じゃなくて、たとえば「MOTHER」をプレイした時の、あの遠くさびしくて温かい気持ちだ。 Monument Valleyでも、TOTEMの存在にフライングマンを思い出した。 そうだね、永遠に続くマジカントみたいなところが、Monument Valleyといえばいいのかもしれない。

Monument Valleyはアメリカのナバホの聖地の呼び名だけれども、このゲームで観る眺めは私にとっては釧路湿原であり、阿蘇大観峰であり、モン・サン・ミッシェルの塔の上からの眺めであり、スイス・アルプスをあの小さなジェットで越えている時の眺めだった。それと同時に私のからだの中にあって、痛みとともに自覚し、空の向こうへ飛び去り、セントラル・サンに還ったり、無数の並行宇宙を知るような、そういうたぐいのものだ。

このうつくしいミニマリズムは、極めてみんなが思う「理想の日本」的なものだと思うし、それにたどり着いたのは日本人のクリエイターではない、というところ、憶えておきたい。

2015年の最後にこのゲームに出会えてよかった。 ゲームを好きで、よかった。 ありがとう。


ちなみに、主人公の、とてもかわいい「忘れっぽい姫」白い彼女の名前はIda(アイダ)と言うけれど、アメリカのアーカンソー州にあるとても有名な水晶(クォーツクリスタル)を産出する山がMt.Ida(アイダ山)と言います。おや?と思ったので、メモ。 私のところにいる、私に一番近い石もMt.Idaで採れたものです。

http://www.monumentvalleygame.com/


この文章はこれで完成だと思うので編集しないけど、追記しておきたいのは、このゲームは死なないし、殺さないし、傷つけすらしないし、そして落ちないし、失敗しないし、詰まない。足掻けば必ず出口があり、しかもその道筋はたった一つで、不可避である。そういう風にデザインされている。 xiで窒息してしまい、ICOがクリアできず、怖くて泣いてしまったあなたへ、というゲームである。

2015.11.10 刀ミュトライアル千秋楽LV かんそう

結局辛抱たまらんくなって日曜刀ミュ千秋楽のライビュ見に行って、なんかもう現実が行方不明ですわ…。こんなテンションなのサービスイン直後の数カ月間以来だ。最初に現場行って、それからLVで自分が見てなかったところや見えなかった表情やらを確認する…って流れは我ながら身投げパターンだったなって思う。さにわと会話するとこの加州君アップで抜くのは反則でしょ!?かわいすぎか!?ころすきか!?あ、この公演もれなくぬしさま大殺戮する気だったのは知ってた。

まぁ色々あるけど、ライブパートのラストの弁慶の太鼓→義経と頼朝と泰衡の太鼓→からの最終形態チェンジ→みかづきむねちかの背中ファアアアアアアアアアアアアアアア のところの私の中の盛り上がりがどう考えても常軌を逸してるのであれのためだけでも円盤を買う価値があると思ってる。しかしなんとかかんとか漢道♪を今すぐ見たくてどうしよう、DMMの動画買ってしまうかもしれん…。はぁ、みかづきむねちか…。恋だろこれ恋だろ…。

楽カテコの挨拶くらい素になるのかな~と思ったら全部キャラクターで通してくれた役者さんたち。舞台のコンセプトの徹底ぶりには脱帽でした。ありがとう。これはけっこうすごいことだと思ってる。たとえば声イベであれば「○○役の誰々」を観に行くもので、キャラに浸ることと、それを演じる誰々のメタの視点が どこかに入って、それを認識しつつも楽しむっていうお約束があるんだけど、舞台というのはやりようによってはこうやってメタ視点を完全に排除することが可能だったんだなあと衝撃を受けました。でも普通は舞台って役者さんが好きな人が見に行くもので、むしろメタ視点前提なんだと思うんですよ。だからまあ、舞台裏を見せないことを徹底したコンセプトに、とりあえず賛辞と感謝を送っておきたいと思う。ディズニーランドだ。

というかあの後のさにわとの会話パートがあったから素で話しちゃいけなかったってのもあるのかね。でも本編おわってバクステからのLV専用コメント中継までわりとキャラで通してくれたので…みかちかさんだけアレでしたけど…石切丸さんに会場名呼ばれた時死ぬほどテンション上がっちゃったんだな…ホント…あと加州くんのシメの「みなさ~ん、その会場、デコっちゃってぇ!」で残っていたなけなしの知性が全部吹き飛んだ感じしました。ううう。バカになっちゃうよ…。

推し刀がいなくて、好きな刀がいるという布陣だったこと。役者さんに興味がなくて、2.5次元舞台に対しても無関心だったこと。でも見ず触れずに批判などできないよな、というスタンスで一切のバイアスを捨てて現場に行けたこと。現地の席番がとてつもなく良かったこと。これが私側の幸運。本当に面白かったな あと思っているし、あらゆる理性も言葉も無力だなって今は思ってる。久しぶりに何もかもが吹っ飛んでしまった。この世界でこういう風に遊びたかったんだよ。回想出るような縁がない刀同士でも、同じ部隊にしたらああやって話をしてるんだろうな。それ、全部知りたかった。清光はいつも髪の毛を気にして可愛く 歩いてて、三日月は何をしても優雅で捉え所がなくて、戦になったら強くて。殺陣のシーンになった時、ちゃんとキャラごとにその子らしい戦い方をしていて、 気付いた時に震えたさ。「じじいは踏み込みがちと甘かったようだ」のとこ、本当にかっこよかったよね。かゆい所を片っ端からかいてくれるような凄まじい情報量だった。そして源氏方のお芝居がとんでもないトラップだった。あそこがしっかりしているからこそのこの大評判だと思う。外野からすればそこにハマるのは笑いの種かもしれないけど、見に行った側としては痛いほどわかるとしか言えない。また今剣や岩融が前主と交流するくだりが、本当に良いんだよ。

刀というモノが、さにわに喚ばれて刀剣男士として肉体を得て、そうすると彼等が抱えている魂がどんな事象を引き起こすかってことを、彼ら自身に早くも語らせてしまったことは、このコンテンツそのものの核心ともいえるネタバレだと私は思う。その事象を塗りつぶすほどの主命、っていう認識も。

以上。ゲーム本編がほとんど記号論だったからこその、具象化した時のこの感動なのかもしれないって思う。あと私の苦手なせりふが歌になるタイプのミュージカルじゃなかったのも良かったね。殺陣もダンスもちょーかっこよかったです。とにかく本当に楽しかったありがとう。本公演楽しみ!楽しみ!その前のCDも円盤も楽しみ!楽しみ!

しかし♪君と犯したいミステイク♪が今回音源にならないとはどういうことだw もしかして本公演の時に音源になるとかかなー。

2015.11.04 刀ミュトライアル かんそう

◆ミュージカル『刀剣乱舞』トライアル公演
2015.11.02 AiiA2.5シアター渋谷

月曜は刀のミュージカル、観に行きまして。

わたし自身は舞台、俳優さんのジャンルには一切興味は持っていないし、持つつもりもない。それは意地でそうしてるんじゃなくて、見に行っても声優さんに対するそれのような「ぬかるみ」を全然感じないからなんだけど、そういうわけで大流行の2.5次元舞台に対しても私は他人事の見方をしてきたし、刀の舞台化に関しても否定はしないけど特に関知しないというスタンスでやってまいりました。(大前提)なので、誘われなかったら行かなかっただろうし、本当にフラットな気持ちで見に行ったんです。何故かえらい前列で…。(首が痛かった)(クライマックスで胸鎖乳突筋がビーン!!て攣ってよもや義経の祟りかと…)

結論から申し上げてめっちゃくちゃ面白かったし、ヘタするとゲーム本編やるより面白かったし、でもその面白さは半分以上、ゲームとキャラクターに対する今まで積み上げてきた愛情と思い入れの成果なんだろうなって思った。役者さんのファンの方があの舞台をどう言う風に感じているかはわからないけど、私はここまで10か月わりとまっすぐにあのゲームの世界とキャラクターを受け止めて愛してきたし、たくさん考えてきたし、そういう思い入れを前提として本当によくできていたと思う。ミュージカルパートのシナリオはすごくシンプルなんだけど、お話がオリジナルすぎることもなく、ちゃんと公式で、でもゲーム本編で物足りない部分を補完していて、ゲーム本編の美味しいエッセンスを所々ににじませてくれて。役者さん達はアイコン的な動きだけではなくて小さなしぐさや表情の作り方までよく詰めて作りあげてくれていて、頭の中の刀の子たちが抜け出て来たみたいだったよ。ぼくは何度か脳内で絶叫したよ、三日月宗近ァ~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!(笑)いや、「天下五剣」「最も美しい刀」って公式で言われちゃってるキャラクター、演るのほんとハンパじゃないと思うんだよ?立ち回りのシーンで何度かうっとりしてしまいましたよ、「戦い方まで美しい刀だ」って、みかんば同人におけるやまひろちゃんの台詞であるあるなんだけど、本当にそう思ったよ。最後は結局キンブレ青色固定で振り回してたよ。どういうことだよ三日月宗近

微ネタバレですが、「○○は兄上の弟です!」って台詞を久々に聞いてしまって本当に局所的に噴きだしてしまいました…歴史ものあるあるなんですかね…。 あとホント…ライブパートのコールな…おかしいから…wwwwwww そうですよ、ミュージカル100分・休憩15分・ライブ45分(ペンラ・うちわ使用可)っていう構成ですよ、その時点で「お前は何を言っているんだ!?」ってなると思うんだけど、ライブに関してはもう「感じろ」としか言えない。ただただひたすら「私は何か今凄いものを見ている」という衝撃で、頭のねじが数十本単位でバンバン吹っ飛びました。この感覚今年何かで味わったなと思ったら「マッドマックス怒りのデス・ロード」だった。DON'T think feet it.

今回の部隊の人選は「最推し」が居なくて「好きな子」がいる、って感じだったんだけど、これ最推し出てたら私は間違いなく死んだなって思いますし、今回推しが出てる人たちは大変だなぁって思いますし、うちの推しもいずれ必ず出てくるんだけど…発狂モノだろうなぁ。想像するだけでゾッとする。

体調最悪マンだったのにこれ見た直後すごい元気になっちゃいまして、びっくりしました。劇場着く前なんて道端で吐きそうになってたのに。あと、うちの本丸の子たちがすごくいとおしくなった。あるじ様やっててよかった~~!!って思ったね。

2015.07.20 劇場版プリパラBlu-ray 踊る!アイドルおうえん上映会レポ

何をどこまで書いたのか覚えてないけどこれはたぶんまだ上げてない。

◆み~んなあつまれ!『劇場版プリパラ 踊る!アイドルおうえん上映会』inクラブハーレム
2015.07.20 渋谷CLUB HARLEM
ゲスト:菱田正和監督
公式レポ:まんたんWEB
プリパラ:渋谷の“ヒップホップの聖地”で上映会 大人のファン200人が熱狂 - MANTANWEB(まんたんウェブ)

9月に出る劇場版Blu-ray購入者限定無料招待イベント。 4ルートのうち上映ルートはTwitterリツイート数で決定。 「おうえん上映」はいわゆるライブビューイング的な企画で、全国数カ所のシアターで金曜最終回に行われていた「声出し・コールOK」の上映。実は劇場版プリパラに関しては通常上映でもサイリウム使用OKだったらしいんだけど、実際振ってた人は見かけなかったですね~やっぱみずらくなるからね。で、今回はクラブ開催ということでスタンディング、ジャンプ、ダンスOK、コスプレOK、の「踊る!」おうえん上映。 場所がまさかの「ヒップホップの聖地」っていうか普通にナンパスポットですよね?っていうクラブハーレム。私だって行った事なかったよ(隣には数えきれないくらい行きましたけど)。流石avex何考えてるかさppりわかんないぜ…と思ったけど結果として大変楽しかったし、場所の利も活かし切れていたと思う。

ハーレムのスタッフさん「こういうジャンルのイベント初めてで勝手がわかりません」
avexのにし姐「なんでまたこんなところでやってるのか」
菱田親分「なんでこんなことになってるのかさっぱり」

と誰も解っている人のいないイベントではあったのですがその手探り感の中で集結した200人余のプリリズヤクザ(プリパラおじさん/お姉さんというよりノリが完全にプリリズヤクザ寄りだった)とうまく上昇気流みたいなもの作れてたなって思う。楽しかったよ。

前置き。
2015年春休み公開の劇場版プリパラは、「ルート分岐型上映」で真ん中の過去のプリティーリズムのプリズムショーをメドレーするルートが4種類用意されていた。ルート1~3の3種類は週替わり。そして「禁断のルート4」“胸キュン!プリズムボーイズツアー”は、金曜最終回だけという上映だった(客層も全然違った)。 ボーイズに関してはTVオンエア終了後に新曲を含んだアルバムが出たというのもどうかしているのだが、劇場版も、これでプリティーリズムは終わり、という前置きなのにその新曲にまさかの新ショー映像。というか新映像だらけ。俺氏爆笑、号泣、発狂。 曜日固定だったせいで観に行けなかった構成員も多く、そのせいかどうか知らないがこの「踊るおうえん上映」のRT企画がスタートした瞬間に4倍くらいのスコアでルート4が独走(笑)これに関しては監督も「お前らちょっとは空気読めよ!こういう時は王道のルート1を投票するもんだろ!」と言ってたけど、まぁTwitterって場所で人集めるならもうルート4しかなかったと思うよ。


14時からの入場だったので気合入れて13時過ぎにハーレム着で入場待機。この時間にいる人たちは筋金系構成員ばっかりwエントランス前でダンスの練習すんのやめなさいwwwしかしこれが入場後の大いなる伏線だった。 予想以上に女子も多くて居心地は悪くなかった。オンタイムで14時列形成開始。中でお酒飲みたい人はID見せてねって言われてそうかちゃんとバーも営業してくれるんだとIDチェックを受ける。途中階段上がる途中で「誰か黄バラ落とした人いませんか~!」って落し物の声が上がって笑いが起きる。プリリズじゃなきゃその文脈はあり得ないw

かなり前の方で入れたので女子の多そうなエリアに陣取る、前から3列目くらい。お隣のすてきなヒロ様痛バッグの女の子に声をかけたら、「未成年なので、こういうところ来るの初めてで…」と言われて爆死しかけました。自分の年を言うのはやめました。でも終わるまでずっと一緒に喋ってて楽しかったよ。思えば私がこの界隈(道玄坂裏)に初めて足を踏み入れたのは高3、18歳の時だったのです。あの時は確かにドキドキしたなあ。

で、気が付いたら前にいた人たちがみんなコスプレになってて。と思ったら最前を取ってたあのダンス練習してた若人たちがおもむろに着替えだしルート4・flavorの布一枚オバレコスになってて腹筋が死んだwwwその状態でダンス練習ヤバすぎるwwww

バーカンのカクテルが今日だけリズパラ仕様の名前になってまーす(中身は普通のカクテルでーす)って言われたのでいそいそドリンク注文。レッドフラッ酒とかおとはのティータイムとかあったけど、もちろん一択で「Over The Rainbow」を注文。なかみはただのテキーラサンライズ。後からレポ拾ったら「お酒強いのがのめないので」ってオバレ注文してる人が少なかったの意外だった。入場から開始まで45分くらいあって、場内ではずっとプリパラのベストがかかってた。まわしてるわけじゃなくて普通にCDだから曲間空いてしまうのが惜しいんだけど、人が入るにつれ普通にBGMに合わせてキンブレ振って踊る流れに。何回目かのま~ぶるMake up ahaha!のあたりだったかな~気付いたフロア音響さんがボリュームがっつり上げてくれて、ついでにライティングも入れてくれて、始まってないのに超始まってる状態。HAPPYぱLUCKYではオバレコスの3人がSoLaMiSMILEの本気振りコピ。みんな爆笑。ちなみにMake it!、HAPPYぱLUCKYの2曲は私もだいたい踊れます。

avexにし姐のtwitter「みんな始まる前から全力で大丈夫か」

イベントは司会のavexのお兄さんの呼び込み「菱田コールで迎えましょう!」菱田!菱田!のコールレスポンスで初っ端から何のイベントだかわからなくなったwそしておやびん登場。「菱田コールめっちゃ出にくかった」そりゃそうだろうw「なんかよく見る人ばっかりいるね」と笑っておられた。聞き役はお馴染みavexにし姐(ヒロコウ派)。

劇場版は50分の作品なのに、4ルート分で90分の作業量があり、でも50分ぶんのギャラしか出なかったと親分。あと、ルート4のflavorが3DCGではなく作画のプリズムショーになったのは単純に予算不足だったんだけど、3DCGではなかなかできない「顔」「表情」の表現をその分入れ込むことができたと。

菱「壁ドンとかね。コウジの攻め顔を入れました」
西「攻めですか」
菱「コウジは攻ですから」(←!!!)

会場沸。3割くらいいたと思われる女性陣から「ありがとう!!!」の叫びが飛びまくる(笑)私も思わずありがとうございます!!と叫んで合掌。女児向けアニメの監督がキャラの受け攻めを語っちゃうことも、生身の人間に向かって拝んで合掌することも、どう考えてもそうあることではない。しかしヒロコウ派の西さん粘る。

西「あれ、でもヒロとのユニットの名前はHiro×Kojiじゃないですか」
菱「表向きはね(ニコ」

あqすぇdfrtgyふじこlllllllp; もう一度ありがとう!と叫んで合掌した私。 表向き、ステージ上はヒロコウでプラベはコウヒロとか最高のやつじゃないですか…理想郷か…親分すげーよ…そんなことナチュラルに言えるなんて凄すぎるよ…。

最後に会場から質問受け付けます~で最初に当たったオバレコスの彼が一言 「プリティーリズムはこれで終わりませんよね?」 会場絶賛。おやびんの退路完全に断ったwwwwwwwwwwww

にし姐「今日の模様は音声収録してブルーレイの特典CDになります。というわけでここにいる皆さんは9月に晴れてavexからCDデビューです!」

プリパラ&プリリズ勢とi☆Ris勢の、時に大きく断絶したノリの違いで摩擦があったらしい映画館でのおうえん上映ではなくこちらを公式に配るっていうのは、やっぱりアニメを作っている側はアニメ作品としてノッてほしいっていう思いなのかなって感じたりした。でもこれってそんなに不自然なことじゃないよね、私だってプリライで声優さん個々人の活動の方のノリとかコールとか持ち込まれたらアレッって思うだろうから、当たり前のことだと思うんだな。この日のレポを拾っている時に、メンズの皆さんが「プリリズ構成員しかいなくて平和だった」「リズパラ以外のコールが聞こえなくて最高だった、ジャージャー言うやつがいなかった」って結構言ってらして、なんかこうアイドルオタめんどくせーな…って思いました。ていうかアニメ映画にMIX打つのはどうだよ。プリパラ本編で打ってる描写があるなら話は別だけどさ。

都合劇場で5回(内おうえん上映2回)見た劇場版プリパラですがやっぱりペンラ振るだけじゃなくてジャンプできるの楽しかったな~。50分の作品だからできるスタンディング形式という感じもするけど。リテイク作画入ったというボーイズルートは目に見えて綺麗になってた。劇場で見た時はセクシーコマンドー120%で泣きたいのに爆笑してしまったflavorの作画ダンスシーン、セクシーコマンドー80%くらいになってた。そうなるとやっぱりわたくし泣いてた。号泣してた。我慢したんだけどなあ。flavorという曲の力が大きすぎるのかな。

上映終了後、どうするのかな~と思ったら「時間いっぱいまで使えますので交流したりお酒飲んだり写真撮ったりご自由にしてください」ということでまたフロアにプリリズベスト流してくれて、自然とトモチケ交換会の流れに。痛恨というかもう4か月くらいプリパラ筐体行ってなくて、トモチケ持って行かなかったんだよ…痛恨…。お隣の女の子はトモチケと一緒に手作りのヒロ様の学生証くれた。コスプレさんたちともトモチケ交換。ネタ写したり喋ったり、また音楽ボリューム上げてくれたので踊ったり。メンズ勢ともわいわい。楽しい。1時間以上そうして盛り上がっててそろそろラストかな~って思ったら「それでは次が最後のMake it!です!思う存分盛り上がって下さい!」ってボリュームとライティングとスモーク、全部フルパワー!ハーレムさんの本気!こっちも超本気で踊っちゃったよ。メイキッ!ドキドキするとっき~無敵~でしょ!!!36話見まくってちゃんと振り付け覚えておいてよかったなぁ…。

まんたんWEBに載ったレポは私がどこにいるかもわかって笑うやつだった。関係者も含めて「未曽有の何かで満たされたあの空間はなんだったのか」を終わってからじんわりと考える、そういう幸せなイベントだったよ。プリティーリズムってほんとそういうところある。もう本当にプリティーリズムはこれで終わりなんだな、きっとヒロ様のためにこうやってバラを持つこともないんだ、そう思って参加したんだけど、参加者のみの事後webアンケートの設問はあからさまに「プリズムボーイズスピンオフについての事前需要調査」みたいなやつばっかりで、まだ私たちの力で何かを起こせる可能性は残っているんだと震えたね。(「ボーイズのスピンオフは何が見たいですか」「いくら出せますか」「イベントをやるならどんなのがいいですか」とかストレートすぎるよavexさん) 僕ぁ書いたよ。この層に届けたいならもう女児向けの看板は捨てろと。Over The Rainbowは届くべき層に届いてないのが悔しい、もどかしい。この層に届けてほしい。そしてそのためにはもう狙いをぼかすな、女児向けを捨ててかかってこい、と、書きましたよ。

本当は本編の流れを男子メインでもう一度再構成して13話で作ってほしいんだよなー。なんたってあのお話の魅力は、ヒロ様のきちがいじみた執着が引き起こすあれこれと、その原因となった深い傷だったわけですからね…。