Wandering Star Line

好きな子に満ちた世界で笑って生きています

2017.02.26 禁断生FESTIVAL69 めも

◆禁断生FESTIVAL69
2017.02.26(日)
東京ドームシティホール 昼興行/夜興行
鳥海浩輔(ハッシュ)、安元洋貴(タグ)、保村真(平成の光源氏)、速水奨(Dr.HAYAMI)、てらそままさき(キャミそま)、前野智昭(ばっちこい将軍)、KENN(暴れんNu将軍)、たかはし智秋たかはし智秋 with GLG)、ランズベリー・アーサー、杉浦ジュリアン、影山梨彩(ナース)

昼夜各2時間半、ぶっ通しのカオス。
但し極上の芸を持った声優・キレのある構成作家・悪ノリ大好きな観客がその場に揃って緻密に作り上げる濃厚なバカバカしさは唯一無二のハイクオリティ・エンターテインメントだった。あの空気感は「MC+出演陣+見てるだけの観客」あるいは「出演陣+台本+見てるだけの観客」という役割で進む普通の声優イベントにはとても作れない。禁フェスのベースになってるコンセプトは(メインMCの2人も大好きな)「プロレス」なんだけど、それ特有のアングルやギミックを練り上げながら作られていく「虚構のガチ」みたいなもの、本気の悪ふざけ、本当に大好き。声優界でそれ突き詰めるとSSDSとかになるんだろうけど、あそこまでストーリーがちがちに行っちゃうと若干の内輪受け的な世界にもなっちゃうところ、禁生はギリギリで踏みとどまってる感じが絶妙なのだなと思う。源氏名はあくまで源氏名であって本人。「役名」ではないのだ。

昼も夜も終わったあと笑いすぎて発汗で股がビショビショになってました。イミフ。
DVDにはなるけどどれだけカットされるのか見当もつかない。ニコ生中継もないし出演陣の飛ばし方が全員、尋常じゃなかった。「カメラ回ってない系の現場での前野智昭の打ち上げ花火っぷりが最高好き」とは再三言ってますけど、まさかあの人がカメラ回ってることを逆手に取った打ち上げ花火になれるとは思わなかった。まさにロックスター。禁生という場のなせる技であろう。ピンなら恐縮王、少人数のメインなら優等生、脇なら場を回す役で、どんな現場ならこの人がのびのび遊んでるところを観れるんだ!?って思ってきたけど、それ禁生だったわ。責任編集を鳥ちゃん安元さんが持ってる場所で「うちのエース」って言われて、客席とのコンセンサスの取れた場所で(BL下ネタも含めて)思う存分暴れられるんだから、ほんと、「この前野智昭が見たかったんだ!」っていう。それしかない。

後に引く余韻がすごい。最近大きな声出してなかったせいもあるけど喉ボロボロになってしまった。DVDを何度も見てるから今でもそう思えないんだけど、わたし禁フェスは初参戦だったんだよなあ。あのエネルギーを生身で受け止めることの重大さを思い知る。あの鳥海浩輔がネタを読もうとして原稿に目を通した瞬間に笑い崩れて収拾がつかなくなるっていう、そしてその場の全員がその原稿を見に行ってガチ爆笑で撃沈してしまうという、あの感じ、ぼくは全盛期の西川貴教のオールナイトニッポンでしか体験したことなかったし、それ十何年ぶりだよ、っていう。昼であったまった会場と出演陣が、夜にはばっちりチューニングを終えた結果の、夜興行のボイスプロレスの完成度は尋常じゃなかったぜ。安元さんが実況に回ってくれたのも大きかった。連続技で文脈で攻める手を的確に実況解説するの、言語遊戯王南海キャンディーズ山ちゃんのMCにも似た素晴らしさを感じた。 あと貫通弾がいまだにじわじわおかしくてしょうがない。すげーなばっちこい!受け身のくせに!(©けんぬ)


いやけんぬはホント初参戦とは思えない知識量と順応性と瞬発力。昼興行でばっちこいさんを対戦相手に指名した後の煽り合いの時に
まえぬ「来いよ受け止めてやるよ」
けんぬ「ずいぶん受け身じゃねーか!ばっちこいだけにな!」
っていうの最高だったしばっちこい将軍の命名由来知ってなきゃこれ言えない。こういうハイコンテキストな笑いおねーさん大好きだよ。

初参戦けんぬも良かったし、ちあきんぐの両翼というか聞いてないよのグッドルッキングガイとしてのシークレット登場でアーサーくん持って来ちゃったのも笑ったなあ。ジュリアン君に至っては本当に本当の新人で誰も知ってる人いなくて初イベントがコレ。しかもアーツビジョン所属。面白すぎるでしょう。新人2人がわりとポテンシャル高くあのメンバーの中で浮かずに躍動してくれたのがまた良かった。鳥ちゃん初め全員が撃沈してしまったあのネタ、アーサー君がキメてくれたのも良い流れだった。

DVDでどのくらい削られちゃうのかわかんないけど本当に元気になれたよ(喉以外は)
会場の半分以上が同担っていう現場の居心地の悪さを補って余りある禁生と言う場の素晴らしさ。
次は絶対紙テープ持ってく。